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【ダンス】復興スポーツフェスに出演!
スポーツで福島の復興を進めよう
福島県楢葉町のJヴィレッジで2月4日(日)に行われた「ふくしま浜通り復興スポーツフェス」に、夢プロジェクトが応援するダンスサークルRabbitが出演しました!このイベントはスポーツを通してまだ震災の影響が残る福島県の浜通りエリアに交流や活力を生み出そうと復興庁が主催するフェスティバルで、当日はフットサル大会やボッチャ体験、フリースローチャレンジやeスポーツ体験などさまざまなアクティビティが繰り広げられ、そこかしこではつらつとした歓喜の声が上がるなか、ゲストで来られた卓球の伊藤美誠選手トークショーに来場者が興味津々で耳を傾けたりと、賑やかな盛り上がりを見せました。
ダンスを通して、皆さんに元気を!
そんな熱気あふれる会場にはステージも用意され、地域の和太鼓や演奏が催されたのですが、そこに登場したのが明海大学の誇るダンスサークルRabbit。このJヴィレッジ周辺地域は震災から13年経とうとしている今でも帰宅困難区域が存在するエリアでもあります。そんな地域に”自分たちの愛するダンスを通して、福島の浜通りの皆さんに元気を!”という想いを届けたい、と色とりどり、ヒップホップ・ガールズ・ロックダンス・ブレイクダンスといったRabbitが得意とするさまざまなスタイルのダンスを披露した会場には、自然にお客様からの掛け声も上がり、周囲にホットな歓声とエネルギッシュな熱気が生まれていました。ダンスだけにとどまらず、参加メンバーは運営ボランティアにも尽力。福島の皆さんとたくさんの笑顔が交わされました。
自分のためだけでなく人のために踊りたい
Rabbitリーダーのホスピタリティ・ツーリズム学部3年、石川愛利斗(いしかわえりと)さんが想いを伝えてくれました。
「ダンスで地域貢献できたら、というのはRabbitの想いでもあります。普段練習する時も大きな鏡のある地元の公民館を借りているのですが、地域の人々に私たちのダンスを見ていただくイベントを催しました。なぜなら、ダンスは自己表現として自分が楽しいだけでなく、見てくれる人に元気や勇気や感動を与えることができるものだからです。震災は本当に辛いアクシデントだったからこそ、私たちのパフォーマンスで少しでも気持ちがポジティブになってもらえたらうれしいです」
同じくホスピタリティ・ツーリズム学部2年の綿貫愛海(わたぬきまなみ)さんが続けます。
「ダンスが好きなのでこれからも続けていきたいのですが、今回の参加をきっかけにいろんな地域イベントに出てみたいと思っています。ダンスは見てもらうことが大切なので、そのための場を増やすことは大事なことですし、楽しみながら地域貢献ができるのはとってもうれしくて。ただダンスするだけじゃなく、今日のようにイベント運営のお手伝いなどにも貢献できます。だって、普段からみんなでハードな練習をしていて体力ありますから」
ニコニコ笑いながらそう語ってくれた二人。人と人を繋ぎ、都市と地域を繋ぎ、過去と未来を繋ぐダンスに情熱を傾けるRabbitの足取りは、どこまでも軽やかなのです。