明海大学夢プロジェクト【インタビュー】指田フミヤさんが語る“夢の追い方”とは? | 明海大学夢プロジェクト

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叶った夢
2019年11月27日

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【インタビュー】指田フミヤさんが語る“夢の追い方”とは?

bayfmとのコラボで実現した“里帰り”

11月2・3日に開催された「第32回 明海祭」。昨年に続き、夢プロジェクトが架け橋となったbayfmラジオ「あしたの音楽」公開収録が実現し、アーティストShusuiさんとシンガーソングライター曽根由希江がこの企画のために作詞・作曲した曲を本学の吹奏楽部&ジャズオーケストラ部が一緒に演奏しました。この公開収録にゲストとして登場したのが、本学卒業生のアーティスト・指田フミヤさん。収録後の指田さんに今の想いをうかがいました。

開かれたキャンパスに惹かれて……

 

—久々の浦安キャンパスはいかがですか?

指田さん:実は久々でもないんです。卒業後も浦安キャンパスには2度ほど来ていまして。学食のカレーを食べるためですけど(笑)。ここに来ると、つい昨日のことのように学生時代を思い出します。10代の頃はちょっと鬱屈とした性格だったんですが、このキャンパスの広々と開けた雰囲気が好きで、明海大学に入学したんです。

1986年、東京生まれ。心を閉ざしがちだった少年時代を過ごし、中学3年の時にラジオから聞こえて来た山下達郎の「蒼氓」を聞き、閉ざしがちだった心が晴れた経験から「音楽で人を救いたい」と思いアーティストを目指す。2010年にWANER MUSIC JAPAN主催「VOICE POWER AUDITION」で約1万人の応募者の中からグランプリを受賞し、メジャーデビュー

—母校の舞台に立った気分はいかがでしたか?

指田さん:もう、信じられないとしか言いようがありませんね。こうしてお声がけいただけるなんて、10年前に学園祭でライブをしていた自分には想像もできませんでした。お話をいただいた時は嬉しかったし、ワクワクしました。そして、今日ステージをともにしたジャズオケのみんなが喜んでくれている姿を見て、泣きそうになってしまいました。

bayfmラジオ「あしたの音楽」公開収録では本校ジャズオーケストラ部と指田フミヤさんのコラボレーションが実現した

焦らないことで夢は叶う

 

—指田さんにとって夢とは?

指田さん:大学在学中にはプロを目指し、卒業後すぐにオーディションを受けてデビューすることができました。夢が叶ったと言って良いのかな。でも、夢が叶うタイミングは人それぞれだと思うんです。僕はたまたまミュージシャンになりたいという気持ちが強く、その気持ちに素直に従って今日に至っていますが、夢が描けていないからといって焦らなくて良いと思います。

 
浦安キャンパスでの学生時代を振り返りつつ、語ってくれた指田さん

—焦らなくても夢は叶う?

指田さん:はい、そう思います。もちろん、夢が見つかったら叶えるために努力する必要がありますが、夢が見つからない時にやりたくないことを無理にやってもダメかな。だから焦らなくていいんです。僕は憧れの山下達郎さんの事務所に所属することができたのですが、このままでいいのか悩んだ時期がありました。具体的にどうしたいのかもわかりませんでした。その時、一度フラットな環境に身を置いてみようとアメリカへ渡ったんです。誰も僕のことを知らないアメリカの地で音楽と向き合うことで、自分の表現が広がりました。帰国してからはシンガーソングライターでありながら、プロデュースや楽曲提供をするなど活動の幅が広がりました。そう、まずは踏み出してみることなんです。いつもと違う場所で、いつもと違う人と出会うことが“自分探し”になり、夢に近づくことができると思います。こうして浦安キャンパスに戻ってきた僕が言うので、ちょっとは信用してもらえるかな(笑)

 

プロミュージシャンという夢を叶え、母校のステージに立った指田フミヤさん。自身の経験を基にした夢についての言葉の一つひとつは、明海大生にとって身近に、そして力強く響くものでした。

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